
化学研究所
材料機能化学研究系・教授
水落 憲和ミズオチノリカズ
後に残る研究を!
コメント
私はダイヤモンドを用いた研究を行っています。ダイヤモンドは人工的に合成でき、様々な不純物を混入させることができます。中には炭素が抜けてできた空孔(V)と窒素(N)の対からなるNV中心と呼ばれるものがあります。NV中心の注目すべき点として、一つ一つのNV中心を光学的に室温で観測でき、且つNV中心が持つ一つ一つのスピンを室温で操作及び検出できる点があります。その優れた特性から、NV中心は磁場などの超高空間分解・超高感度センサ,量子情報素子、バイオマーカー等への応用も期待でき、化学、物理、生物、情報に渡る幅広い分野において注目されています。
キーワード
ダイヤモンド、量子センサ、量子情報、量子スピントロニクス、スピン、
詳細
京大教育研究活動データベース
https://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/gG9yN
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