京都大学 宇治キャンパス公開

宇治キャンパス公開2018へようこそ

 京都大学宇治キャンパス公開2018にお越しいただき有難うございます。京都大学には「吉田」「宇治」「桂」の3つのキャンパスがあります。本日皆さまにお越しいただいている宇治キャンパスは、1949年に旧陸軍の敷地を譲り受けて発足したキャンパスであり、70年に及ぶ教育・研究の歴史を刻んできました。現在の宇治キャンパスには自然科学・エネルギー系の研究所や研究組織、大学院の一部が置かれ、最新鋭のラボが集まるサイエンス&テクノロジーの最先端地域となっています。
 宇治キャンパスのもう一つの特徴は、緑豊かなキャンパスが地域の中に溶け込んでいることでしょう。美しく整備された芝生では元気に走り回る子供たちやピクニックをする家族の姿が見られ、公園にいるかのような和やかな空気が流れています。
 このように境界を意識することなく往来できるオープンキャンパスではありますが、ここでどのような研究が行われているかをご存じの方は少ないかと思います。キャンパス公開は、皆さまにこの宇治キャンパスで行われている科学研究活動の一端を知っていただくことを目的として開催されてきました。1997年から始まったキャンパス公開は年々その規模が大きくなり、近年では3000人を超える方々に参加いただけるようになりました。
 22回目を迎える今年のテーマは、「宇治で知る・学ぶ・感じる科学、魅力のサイエンスワールドへようこそ!」です。今年も、趣向を凝らした多くの公開ラボや講演会を準備いたしました。宇治のサイエンスワールドで科学の素晴らしさを存分に感じていただければ幸いです。

世話部局代表 化学研究所 所長 辻井 敬亘
実行委員長  化学研究所 教授 小野 輝男

宇治キャンパス公開2018は、京大ウィークス2018の一環として実施します。 10月6日(土)~11月25日(日)は「京大ウィークス2018」として、全国各地の京都大学の教育研究施設が公開イベントを実施します。
詳細はこちらをご覧ください。