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研究者総覧

化学研究所

環境物質化学研究系・准教授

川本 純カワモトジュン

生体膜-細胞のインターフェース-の正体?

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生体膜は細胞内と外部環境を区分けする隔壁としての機能のほか、物質輸送や情報伝達、エネルギー生産といった多様な生理的役割を担う重要な器官である。地球上の多様な環境で生育しうる細菌の環境適応メカニズムの理解や、これらを利用した物質生産システムの開発には生体膜の構造および化学的特性の理解と、生体膜を介した細菌機能の制御が必須といえます。私たちは、南極などの低温環境に適応した細菌の環境適応を支える生体膜脂質の生理機能や、ユニークな物質輸送システムを解明し、新たな物質生産系構築への活用に取り組んでいます。

キーワード

生体膜、長鎖多価不飽和脂肪酸、極限環境微生物、タンパク質輸送、菌体外膜小胞

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京大教育研究活動データベース
https://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/oB8tD

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<figcaption>南極に生息する細菌の生体膜の実態?</figcaption>
南極に生息する細菌の生体膜の実態?
<figcaption>ナノカプセル状粒子を介した物質輸送?</figcaption>
ナノカプセル状粒子を介した物質輸送?

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