分散型並列型強震応答実験装置
本装置は、6自由度の振動台システムを中心とした強震応答実験設備であり、構造物やその部材に対する強震動時の挙動を精密に再現することができます。縮小模型から実大模型まで対応し、大加速度・大速度の加振実験が可能です。特に、1995年兵庫県南部地震の実測波形を3軸同時加振で再現できる高い性能を有しています。
また、長周期振動実験システムと連携することで、最大±1.3mの大振幅・長周期入力に対する試験も可能となり、超高層建築物や長周期地震動対策に向けた研究・技術開発に最適な環境を提供します。さらに、連成応答制御装置により、多様な地震動シナリオの高精度な再現も可能です。
宇治地区防災研究所
強震応答・耐震構造実験室(キャンパス南中央付近)
(1) 国、地方公共団体、国立大学法人又は独立行政法人に所属する者
(2) 研究・教育を目的とする法人又は団体に所属する者
(3) 民間企業に所属する者
設備を利用しようとする者は、京都大学防災研究所設備利用申請書(様式1)(以下「利用申請書」という。)を、設備を利用しようとする日(複数日に連続してまたがる場合はその最初の日)の6月前から30日前までに所長に提出し、許可を受けなければならない。
・京都大学防災研究所設備の利用に関する要項
https://kyoyo.dpri.kyoto-u.ac.jp/download/regulations2022.pdf
・「強震応答実験装置を用いた構造物の耐震性能把握手法の確立」Webサイト
http://kyoyo.dpri.kyoto-u.ac.jp/application.html
防災研究所 社会防災研究部門 都市空間安全制御研究分野(担当:伊藤)
TEL0774-38-4046
MAIL:ito.haruko.7z*kyoto-u.ac.jp
「*」を「@」に変更のうえご送信ください。