四重極型ICP質量分析計

Perkin Elmer

NexION 350D, Perkin Elmer, 平成27年設置．
イオンレンズと四重極質量分離部の間にユニバーサルセルを持つ四重極型ICP-MS．リアクションモードでは，イオンレンズを通過したイオンのうち，分子イオンは反応ガス(NH3など)と反応し除去される．一方，目的原子イオンは，反応ガスによる影響を受けずに質量分離部に入り，質量対電荷比(m/z)によって分離され，検出部に到達する．そのため，分子イオンの干渉を受けるFe，Caなどの検出限界が著しく低くなる
約70種の元素について，ppt（10-12）レベルまでの多元素同時定量が可能．
本装置は，宇治地区実験排出中の重金属類のモニターおよび研究に活用されている．

設置場所

宇治地区排水処理施設

ご利用案内

京都大学内の方

時間利用

利用内容について相談後、利用可能な場合は担当者の指導の下、基本的に利用者自身が機器を操作しデータを取得します。

利用料　1000円/時間

その他研究機関の方

時間利用

利用内容について相談後、利用可能な場合は担当者の指導の下、基本的に利用者自身が機器を操作しデータを取得します。

利用料　2000円/時間

企業など

時間利用

利用内容について相談後、利用可能な場合は担当者の指導の下、基本的に利用者自身が機器を操作しデータを取得します。

利用料　2000円/時間

ご利用の申し込み

利用希望者は最初に装置担当者にメールまたは電話にてご連絡ください。

※利用規定は「二重収束型高分解能ICP質量分析計」に準じます。詳細は下記アドレスにてご確認ください。
http://chem-eqnet.ims.ac.jp/

お問い合わせ

京都大学化学研究所　環境物質化学研究系　水圏環境解析化学　宗林由樹