JP EN

ジオマテリアル可視化装置+FPD,ワークテーブル

型番
KYOTO-GEOμmXCT
メーカー
㈱東芝
仕様
マイクロフォーカス X 線 CT KYOTO-GEOμXCT (TOSCANER-32250μHDK), 最大電圧 225 kV, 最大電流 0.888 mA, 最小スポットサイズ 4 μm, 最高空間分解能 5 μm, 最大スキャンエリア 200 mm, CT テーブル最大積載量 45kgf
設置場所
桂地区C1棟 地下1階 043室
導入年度
2007年度
マップで確認する
マップを印刷する
概要

本装置は,最高空間分解能 5 μm のマイクロフォーカス X 線 CT 装置です。通常のCT 装置は,X 線が漏洩しないような箱型の試料室が搭載され,その中に試料を設置して撮影を行います。これに対して本装置では,装置全体が X 線を遮蔽する鉛板が壁に設置された実験室に囲まれています。そのため,空気圧や水圧を与えるチューブやセンサー類のコードを多数使用した実験が可能であり,地盤材料に関しては三軸圧縮試験や透水試験といった要素試験を実施しながらCT 撮影を行うことができます。地盤材料に限らず,金属,コンクリート,岩石,レンガ,壁材,樹脂,木材,植物根といった工学・理学・農学などの広範な材料を対象に物性測定およびイメージングを行うことができます。材料が示すマクロな力学特性と,材料内部のミクロな内部形態変化を同時に測定することが可能な設備であり,マルチスケールな材料挙動のメカニズム解釈とそのモデリングに貢献します。
また,3 次元画像解析ソフトの VGStudioMax (Volume Graphics)や Avizo (FEI)を用いて,各相のセグメンテーションや幾何学形状の測定など,材料の内部情報を定量的に評価することも可能です。これらの分析(ご自身あるいは委託分析)をご希望の方は,別途ご相談ください。

設置部局・専攻

工学研究科社会基盤工学専攻

利用対象者

(1) 京都大学(以下「本学」という。)の教職員又は学生
(2) 国、地方公共団体、国立大学法人若しくは大学共同利用機関法人、独立行政法人又は教育・研究を事業目的とする法人若しくは団体に所属する者
(3) 企業等において研究開発に従事する者

注意事項等

利用を希望される方は、事前に相談し承諾を得てください。

利用規定(料金規定)
お問い合わせ先

社会基盤工学専攻 地盤力学研究室 教授 肥後陽介
075-383-3260
higo.yohsuke.5z*kyoto-u.ac.jp
「*」を「@」に変更のうえご送信ください。

機器のご利用はこちらから
TOP