JP EN

全反射X線光電子分光装置 JPS-9010TRX

型番
JPS-9010TRX
メーカー
日本電子㈱
仕様
Mg / Al ツインアノード X 線銃、単色化 AlK線(Ag 3d5/2半値幅:0.65 eV)、静電半球型分光器、試料傾斜機構(0 ~ 90°)、カウフマン型 Ar イオン銃、中和銃、超高真空(10-8 Pa)
設置場所
吉田地区工学部物理系校舎 1階 118室
導入年度
2008年度
マップで確認する
マップを印刷する
概要

特性 X 線を照射し、試料から放出される光電子の運動エネルギーを測定することで試料の構成元素・組成・化学状態を分析する装置である。分析する深さは試料表面から 10 nm 程度なので試料表面のみを分析することができる。Li 以上の元素を検出可能で、検出下限は 0.1 at.%程度である。試料中の元素の価数を判定できる。当装置専用のトランスファーベッセルを有しており、試料を大気にさらすことなくグローブボックス等から搬送・導入できる。Ar イオン銃で試料表面をエッチングすることで試料内部を露出することができるので、試料の深さ方向における組成分析や元素の化学状態分析が可能である。

設置部局・専攻

工学研究科材料工学専攻

利用対象者

(1) 京都大学(以下「本学」という。)の教職員又は学生のうち、専攻又は工学部物理工学科材料科学コースに所属するもの
(2) 本学の教職員又は学生のうち、専攻又は工学部物理工学科材料科学コース以外に所属するもの
(3) 国、地方公共団体、国立大学法人若しくは大学共同利用機関法人、独立行政法人又は教育・研究を事業目的とする法人若しくは団体に所属する者
(4) 企業等において研究開発に従事する者
(5) その他管理責任者が適当と認める者

注意事項等

依頼測定のみ。依頼時に打ち合わせを行う。硬磁性材料は測定不可。1研究室あたりの利用上限枠は年間50時間。

利用規定(料金規定)
お問い合わせ先

材料工学専攻 教育研究支援室
075-753-5474
xps*mtl.kyoto-u.ac.jp
「*」を「@」に変更のうえご送信ください。

機器のご利用はこちらから
TOP