宇治キャンパス公開2024へようこそ
京都大学宇治キャンパス公開2024にお越しいただき、ありがとうございます。
京都大学には大きく分けて「吉田」「宇治」「桂」の3つのキャンパスがあります。本日皆さまにお越しいただいている宇治キャンパスは、1949年に旧陸軍の敷地を譲り受けて発足し、これまで70年以上に及び京都大学の教育・研究の一翼を担ってきました。現在は主に自然科学・エネルギー系の研究所や研究組織、大学院の一部が置かれ、最新鋭のラボが集まるサイエンス&テクノロジーの最先端地域となっています。
宇治キャンパスのもう一つの特徴は、季節ごとに野草や木々が彩る緑豊かなキャンパスが地域の中に溶け込んでいることでしょう。美しく整備された芝生では元気に走り回る子供たちやピクニックする家族の姿が見られ、地域の憩いの場ともなってます。
このように境界を意識することなく往来できるオープンなキャンパスではありますが、皆さまはここでどのような研究が行われているかをあまりご存じないかもしれません。キャンパス公開は、皆さまにこの宇治キャンパスで行われている科学研究活動の一端を知っていただくことを目的として1997年から毎年開催されてきました。
28回目を迎える今年のテーマは、「宇治にきらめく科学の欠片 あつめて開く知のトビラ」です。今年も、趣向を凝らした多くの公開ラボや講演会を準備いたしました。科学の未来を拓く鍵は、知識と好奇心です。ぜひ、この機会に宇治キャンパスで輝く科学の世界を体感し、新たな知識の扉を開いてみてください。
世話部局代表 生存圏研究所 所長 山本 衛
実行委員長 生存圏研究所 教授 飛松 裕基