雨水流出実験装置
本装置は、人工降雨を用いて河川流域における流出現象、土砂災害、土石流発生過程など、各種水理・地盤現象のメカニズム解明を目的とした大型実験設備です。霧状の細かい雨滴を用いる領域と、実際の土砂災害スケールに近い大粒雨滴を用いる領域の2ブロックから構成され、多様な実験ニーズに対応します。
降雨域は流域を模した上流・中流・下流に分割され、それぞれ異なる降雨パターンをコンピューター制御で再現可能です。最大降雨強度300mm/hに対応し、流域モデル実験から大規模土砂災害実験まで幅広く活用できます。
宇治地区防災研究所
流域災害研究センター河川防災システム研究領域
(1)京都大学教職員・学生
(2)国、地方公共団体、国立大学法人若しくは大学共同利用機関法人、独立行政法人又は教育・研究を事業目的とする法人若しくは団体に所属する者
(3)企業等において研究開発に従事する者
※機械の使用を習熟した者が望ましい。実験用消耗品は各自用意のこと
利用者が機器操作を行います。利用時間に応じて利用料金が発生します。
京都大学防災研究所宇治川オープンラボラトリー
https://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/openlab/application.html
設備の共同利用に関する規程をご確認ください。
https://rcfcd.dpri.kyoto-u.ac.jp/openlab/contents/20250327_%E8%A8%AD%E5%82%99%E3%81%AE%E5%85%B1%E5%90%8C%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%A6%8F%E7%A8%8B.pdf
防災研究所 流域災害研究センター河川防災システム研究領域 (担当:川池)