宇治キャンパス公開2025へようこそ
京都大学宇治キャンパス公開2025にお越しいただき、ありがとうございます。
京都大学には大きく分けて「吉田」「宇治」「桂」の3つのキャンパスがあります。本日皆さまにお越しいただいている宇治キャンパスは、1949年に旧陸軍の敷地を譲り受けて発足し、これまで70年以上に及び京都大学の教育・研究の一翼を担ってきました。現在は主に自然科学・エネルギー系の研究所や研究組織、大学院の一部が置かれ、最新鋭のラボが集まるサイエンス&テクノロジーの最先端地域となっています。
宇治キャンパスのもう一つの特徴は、季節ごとに野草や木々が彩る緑豊かなキャンパスが地域の中に溶け込んでいることでしょう。美しく整備された芝生では元気に走り回る子供たちやピクニックをする家族の姿が見られ、地域の憩いの場ともなっています。
このように境界を意識することなく往来できるオープンなキャンパスではありますが、皆さまはここでどのような研究が行われているかをあまりご存じないかもしれません。キャンパス公開は、皆さまにこの宇治キャンパスで行われている科学研究活動の一端を知っていただくことを目的として1997年から毎年開催されてきました。
29回目を迎える今年のテーマは、「秋のキャンパス大冒険!宇治で発見!探検!おもしろラボツアー」です。今年も趣向を凝らした多くの公開ラボや講演会を準備いたしました。ぜひ、この機会に宇治キャンパスで、新たな知識の発見や、キャンパス内の施設の探検で、科学の世界への冒険を楽しんでみてください。
世話部局代表 エネルギー理工学研究所 所長 片平 正人
実行委員長 エネルギー理工学研究所 教授 大垣 英明
